「糸リフトが気になるけれど、実際はどうなの?」
そんなご相談をよくいただきます。
糸リフトは、HIFUやヒアルロン酸では補えない 「引き上げ力」や「支える力」 を自然に与える治療です。
今回は、カウンセリングで特によく聞かれるご質問に、形成外科専門医の視点からお答えします。
Q1. 糸リフトの痛みは?
施術は局所麻酔を使用し、不安な方には笑気麻酔も併用します。
「想像よりずっと楽でした」とおっしゃる方が多く、途中で痛みがつらくなることはほとんどありません。
麻酔注射時に軽い痛みはありますが、施術中はリラックスして受けていただけます。
Q2. 糸が見えたり、凹凸が出ることは?
皮膚が薄い部位や浅い層に糸を入れると、たしかに凹凸が出ることがあります。
当院では皮下の解剖を熟知した形成外科医が、適切な層に挿入。
自然な仕上がりを心がけています。
Q3. ダウンタイムはどのくらい?
腫れやむくみは2〜3日程度、つっぱり感や内出血が出た場合でも1週間前後で落ち着くことがほとんどです。
「腫れが気になったのは最初の2〜3日だけ」という方が多いです。
マスク生活やお休みに合わせて施術日を調整できます。
Q4. 効果はどれくらい続く?
使用する糸や部位によりますが、1年〜1年半が目安です。
完全に元に戻るわけではなく、効果の一部は持続するケースもあります。
吸収糸のため異物感が残らず、将来の切開リフトにも影響しません。
Q5. 糸で老けて見えることは?
不適切な位置に糸を入れると、頬が上がりすぎたり、こわばった印象になることがあります。
当院では「たるみの支えを整える」ことを第一に、横顔や笑顔のバランスまで考え、自然な変化をデザインしています。
- 糸リフトはこんな方におすすめHIFUでは物足りなくなってきた方
- マリオネットラインや顎下のもたつきが気になり始めた方
- 自然に、でもしっかりとたるみを改善したい方
まとめ
糸リフトは、「少したるみが気になってきたけれど、まだ切開手術までは…」という方に最適な治療です。
ご不安や疑問があれば、ぜひ一度ご相談ください。
あなたにとって“ちょうど良い治療”を一緒に見つけていきましょう。
AKI NATURE CLINIC 院長 今泉明子